こんにちは
大阪 催眠術師
水野真由美です。
お勤めしてたとき、様々な会社が飛び込みで、営業にやってきた。
我が営業所のコピー機は、古い機種だった。
だけど、普通に動くし、カラーコピーとか取れなかったけど、
必要なときは、キンコーズとか、行けばいいし、特に困っていなかった。
あるとき、大手コピー機メーカーの女性社員が、飛び込みで、営業にやってきた。
彼女は、若くて、一生懸命で、
そして、何よりとっても誠実そうだった。
女性のわたしから見ても、
熱心でひたむきな雰囲気はとても好感が持てた。
この子から買ったら、
あとあとも、きちんと話し聞いてくれそう、
そんな感じがした。
で、いつもは、そんな営業がきても門前払いする課長が、
彼女の誠実そうな雰囲気と、熱心さに、ほだされたのか、
ちょっと話しだけでも聞いてみようかな、と思ったみたいで、
彼女を社内へ招き入れた。
いつも、経費を削ることに一生懸命な我が営業所。
それに、
機械音痴が揃っているものだから、
コピーなんて、取れればそれでいい、
今でも使えるんだから、別に買い替えなくってもね、
という感じ、、、のはず、、、
だけど、熱心な彼女にほだされた我が課長は、
今まで、リースしていた会社の契約を解約して、
彼女のところから、新しくコピー機をリースすることにしたのだ。
営業所のみんなは、
コピー機が新しくなって嬉しかったし、
なんといっても、みんな、
その営業の彼女のことが気に入っていた。
もちろん、
わたしも含めての感想である。
彼女なら、今後、問題が起こったときは、
力になってくれるだろうな、と思ったし、
話しやすそうだし、わたしは嬉しかった。
(外回りから、事務仕事、そして、コピー機が壊れたり、詰まったり、トナーを変えたり!!!全部全部わたしの仕事だったしーーー!!!)
つまり、わたしも彼女に好感を持っていたのだ。
そして、課長も、おそらく、
コピー機よりも、彼女を気に入ったから、新しく契約しようと思ったのだと思う。
よ〜〜〜くわかる。
だって、はっきりいって、
コピー機なんて、どこと契約しても一緒なのだ。
それに、前のを使っていたって、今のところ問題ない。
別の会社から契約を乗り換えるなんて、
手続きとか、面倒でしょ?!
だけど、彼女と契約した。
課長は、新しいコピー機が
欲しかったのではなくて、
彼女の気持ちと熱意を買ったのだ。
もちろん、新しくしたら、
今よりも、便利になるし、
使い古したコピー機も
交換時期だったのかもしれないし、
タイミングもよかったとは思う。
だけど、そのみんなのお気に入りの彼女は、
その後、コピー機の搬入の時に来たくらいで、その後は、顔を見せることもなかった。
もちろん、彼女は営業で、修理の部門ではないので、
紙詰まりを直しに来てもらおうと思っていたのではない!
修理部門が別なことくらい
わたしにもわかっている。
熱心に営業してくれていたときは、
『何か困ったことがあったら、連絡ください』
そう言っていたはず、、、
だから、困ったときは、まず、彼女に電話をかけた。
だけど、電話に出た彼女は、とっても事務的だった。
サッサと修理部門に電話を回され、
わたしはとってもがっかりした。
だって、わたしは、
彼女が担当になってくれて嬉しかったのだ。
物を買うときって、気持ちで買うことがほとんどだと思う。
物を通して、気持ちを買っているのだ。
仕事の背後には、必ず人間関係がある。
良好な人間関係が、良好な仕事を運んで来てくれて、お金が動いていくのだ。
お金は、人を介さずに、
動いていくことはありえないので、
人の心を大切にするってとっても大事なことだと思う。
そのコピー屋さんは、大きな会社だったし、
会社の方針で、営業だけに徹しろと
言われていたのかもしれない。
仕事の分担、効率、というやつ?
そうであったとしても、
もったいないな〜と思うのだ。
人は、物を買うのではなくて、人の気持ちを買うのだ、
ということを、営業方針に取り入れたら、
すご〜〜〜く、
営業成績上がると思うんだけどな。
とっても流行っていて、
不動の人気を誇るサービスは、
やっぱり、そこのところを
一番に考えていると思う。
リッツカールトンに、ディズニーランド、
などなど、
そして、
わたしの大好きな成城石井は、
売り上げは2の次でいいから、
挨拶を徹底する、という方針らしい(^_−)−☆
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